(4)アース

●アースはなぜ必要なのですか。

電気柵の効果を得るためには、電牧器から出た電気がワイヤーを通して地面に流れ、電牧器のアースターミナルに戻る完全な回路でなければなりません。アースは、電気の回路となり、電気刺激の強弱を大きく左右します。従ってアースは完全に行って下さい。電気は、動物がフェンスに触れた時だけでなく、伝導性のある障害物(草や潅木等)がワイヤーに触れた時には、「漏電」や「ショート」で地面に流れます。従って十分なアースシステムが不可欠です。
アースの本数は土壌の状態によって決まります。また、容量の大きな電牧器や長いフェンスの場合は、漏電が発生し易いので特に注意してアースして下さい。

●アースはどのような場所に、どのように設置したら良いですか。

A 電牧器の能力を最大限に発揮させるには、いかに十分なアースをとるかに掛かっています。

B 土壌の条件(粘土地、砂地、下層礫屑や乾湿の状態など)でアースの方法も変わります。アースは、1年を通して湿気の多い場所に設置するように心掛けて下さい。アースの場所がたとえ離れていても、出来るだけ湿気の多い場所を選ぶようにして下さい。

C アース棒は、銅棒かステンレス棒を少なくとも1.5m以上地中に埋めて下さい。アースの棒と棒との間隔は2m以上(出来得れば3〜4m)離して下さい。

D アース棒にガス管及び水道管を使用することは、電触作用により錆が進行して穴があく恐れがあるので、絶対に避けて下さい。

E アース棒は、短い物を数多く設置するよりも、長い棒を少なく(標準3本以上)設置した方が効果的です。

F アース接続導線は、銅線を縒り合わせた線が最適です。

G 室内に電牧器を設置する場合は、安全のために電牧器のアース接続部から少なくとも屋外まで絶縁線を使用して下さい。

●乾いた場所に設置しなければなりません、どうしたら良いでしよう。

土はそれ自体良い伝導体ではなく、電気は広範囲に流れ、通常は水分の高い方に流れます。アースは1年を通して湿気の多い場所に設置するよう注意しなければなりませんが、どうしても乾いた場所に設置する場合は、アースの数を多くするか「アーアースワイヤー リターン システム」を使って下さい。また、非常に乾いた土蟻のときは、「ペントナイト サルト アース システム」を使ってさい。

A オール ライブ システム(湿度の高い土壌の場合)

このシステムは、土壌の通電性の良い場所でお勧めします。フェンスは、アース/地面で完全な回路を形成しますので、動物がフェンスに接触した時に最大のショックを発します


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