水の基準

家畜の身体の50%以上は水分です。水は身体の中で胃、腸から吸収され、尿、糞、汗、皮膚から排泄、発散されます。
水の果たす役割は極めて大きく、胃腸内では他の栄養素の運搬、又は各組織から出てきた老廃物を体外に排泄世したり、汗となって体表面から発敏させ、体温を調節したり、乳汁をつ(るなどの作用に使われますここのように体内において重要な働きをしている水は、飼料、あるいは飲用水として接取していますが、乳牛の場合は大量の乳汁を生産する関係上、飼料としてはなるべく水分の多い青草、サイレージ、根菜類など給与し飲水も十分に与えるようにしなければなりません。
飲水量は、一応家畜の欲するだけ飲ませることが好ましく、ことに夏期には給水を十分にしてやらなければなりません。
しかし、牛自身、飼料、気候条件その他など一定するものがないので、従って水の量も「何リットル与えればよい」と云うことも云えません。
以上の点を考慮し、次の表に従って、水の量を算出して下さい。

水のみ槽・柵水槽の大きさ

対象牛の占用巾は
●成牛1頭当り……‥‥…‥‥‥……‥‥約0.85m
●育成牛1頭当り……………………………約0.65m

●GST(S−18)型 1基当リ4頭〜6頭(両側)同時飲水が可能となります。
●FRP−5m型 1基当り14頭〜16頸(両側)同時飲水が可能となります

牛は通常1日に3回〜6回飲水すると云われています。
以上のことを考慮し、機種、設置数量を決定してください。

常温時の
飲水量
基準
ホルスタインイ子牛  (20周令) 14〜16
ホルスタイン育成牛 (妊娠牛) 27〜32
ホルスタイン成牛  (乾乳牛) 40
ホルスタイン (産乳量9〜23kg) 30〜80
ホルスタイン成年(産牛量36kg) 86

気温・飼料質・産乳量・体重・年令などにより水量を増す。
@体重100kgに付き6.5リットル増 
A気温1℃に付き0.85リットル増 
B産乳量1kgに付き3.0リットル増
C飼料DM摂取量1kgに付き1.6リットル増


■水を入れる容器ですから、常に水平に保たなければ有効に使う事はできません。
又、水のみ場はとかく排水が悪く"グシヤグシヤ"になりがちです。
排水の配慮や周辺に砂利及び基礎ブロックなどを敷くように心がけて下さい。

水のみ槽の給水
ボールタップ3/4インチ
水圧5kg/cm以下用
GST(S−18)型
柵水槽の給
圧力バランス式ボールタップ1インチ―水位調節機構付―
(最高使用水圧10kg/cm3)FRP1200用
(フレキシブルパイプで取付けると、多少のズレでも水漏れが防げます。)
柵水槽の排水
ボールタップの他にオーバーフロー排水口がついていますので双方で水をコントロールします。
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